失業保険受給中にチャットレディはできる?ルールを正しく理解しよう

何らかの事情で会社を退職することになった場合、申請して受給してもらえるようになるのが失業保険です。再び就職できるようになるまで生活を支えてくれる大変ありがたい保険ですが、経済状況によっては失業保険の受給額だけでは足りない可能性がある人もいるかもしれません。

そんな時に稼げる手段の一つとして挙げられるのが、チャットレディです。チャットレディであればやり方次第でお金を稼ぐことができますが、はたして失業保険の受給中にチャットレディで稼ぐことができるのでしょうか?

それでは、失業保険の受給中にチャットレディはできるのかご説明しましょう。

失業保険を受けながらチャットレディはできる?

結論から言うと、失業保険を受給しながらチャットレディとして働くことは出来ません。

そもそも失業保険というのは、雇用保険に加入している人が自己都合や会社都合で失業した場合に、次の就職が決まるまで生活を安定させるために支給されます。ただし、この失業保険を受給する条件として、受給中の収入が一切ない状態であることが挙げられます。

個人事業主扱いになるチャットレディを受給中に同時進行してしまうと失業保険が無くても生活できるだけの収入がある状態だとみなされてしまうため、チャットレディと失業保険の両立はNGとなります。

失業保険を受けながらチャットレディをするのはNG

失業保険は次に就職先を見つけるまで生活の支えになる収入源となりますが、それでは足りずさらにお金を稼ぎたいと思う人はチャットレディを検討することもあるかと思います。しかし、実際は失業保険を受けながらチャットレディをするのはNGなので注意が必要です。

それでは、なぜ失業保険を受けながらチャットレディをするのはNGなのか、もしチャットレディをしていたことがバレるとどうなってしまうのかを以下で解説していきますのでご参考ください。

不正受給に該当する

失業保険をしながらチャットレディをするのがNGだとされているのは、失業保険の受給中にチャットレディをした場合に個人事業主として収入を得た形になるので不正受給に該当してしまうからです。

厚生労働省の公式サイトにあるように、アルバイトの場合であれば条件を満たしていればすることができますが、前述にもある通り、チャットレディの場合、個人事業とみなされアルバイト扱いになりません。(厚生労働省公式

失業保険を受給する条件は、あくまで「就職したい意思があるけどまざ就職先が見つかっていない人が受給するもの」になります。チャットレディはとても就職先が見つかっていない人とは認められないのです。

また、仮に失業保険を受給している時にチャットレディをしていることがバレたら大きな問題になります。絶対に失業保険の受給中にチャットレディをしないように気をつけてください。

次に以下で失業保険の受給中にチャットレディをしていることがバレてしまった場合どうなるかを解説します。

ペナルティとして支払いが発生する

失業保険受給中にチャットレディとして働いていることがバレると、ペナルティとして支払い義務が発生します。

この時のペナルティというのは、

  • 「今までに支給された受給額の全額返金」
  • 「全受給額の2倍相当の金額を支払う」

以上の2つです。つまり、合計でチャットレディをしていたことがバレた時点での受給額の全額を3倍にして返金しなければならないのです。当然、不正受給をしていたことがバレた時点でその日以降の失業手当が支給されることもありません。

例えば今まで支給された金額の合計が20万円相当だった場合、60万円を返金しなければなりません。長く不正受給をしていた人ほど苛烈なペナルティが課されると考えて良いでしょう。

バレない可能性もあるが絶対にNG

ここまでの話だと失業保険の受給中にチャットレディをしていると不正受給になるので必ずバレると思われるかもしれませんが、実際は雇用保険に加入していないのでバレるリスクはそこまで高くありません。

ですが、もし不正受給していることがバレてしまった時に今まで不正受給した全額の3倍を支払うという大きすぎるペナルティを受けることになるので、バレる可能性が高くないからといって不正受給をするのは絶対に止めましょう。

不正受給をするのは絶対にNGです。

失業保険とチャットレディは同時にできない

ここまでご覧になってお分かりいただけた通り、失業保険を受給しながらチャットレディとして働くことはできません。

失業保険を受給する目的は、無事に就職できるようにするまで生活を支えることにあります。そんな時にもっとお金が欲しいと思ってチャットレディをするのは不正受給をしている扱いになってしまいます。

チャットレディは個人事業主扱いになるため、たとえ雇用保険に加入していなくても不正受給をしていたことがバレる可能性があるでしょう。不正受給をしていたことがバレてしまうと今まで不正受給した合計受給額の3倍を支払うことになるため、大きすぎるペナルティが科せられてしまいます。

そうならないようにするためにも、失業保険を受給している期間中はチャットレディをしないようにしましょう。

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