【注意】チャットレディは源泉徴収がされないから確定申告が必要！？その理由と流れを簡単解説

チャットレディを副業で始めようと思っているものの「源泉徴収はあるのか？」「必要な処理等がわからない。」という方も多いのではないでしょうか？

今回、この記事ではチャットレディの源泉徴収や確定申告についてをしっかりと解説していきますので、ぜひご参考ください。

チャットレディは源泉徴収されない

結論から言うと、チャットレディは源泉徴収されません。

ではなぜ源泉徴収されないのでしょうか？

そもそも源泉徴収とは何かわからない人のためにも、詳しく解説していきます。

源泉徴収とは？

源泉徴収とは、会社が本人の代わりに給料の中から所得税等を納めることを言います。

いわゆる給料から天引きというのは、源泉徴収などをされることを指すのです。

一般企業に会社員として勤めている人たちは源泉徴収があるため、自分で確定申告を行う必要はないという仕組みになっています。

それではチャットレディの場合はどうなのでしょうか？

チャットレディは個人事業主なので源泉徴収がない

チャットレディは会社員ではなく個人事業主という扱いで働いているため、源泉徴収はありません。

会社と会社員のような雇用関係ではなく、会社が個人事業主に業務委託をしているだけだからです。

そのため報酬は天引きされることなくもらえますが、一定の所得を超えたら自分で確定申告を行う必要があります。

正社員チャットレディという働き方も最近は増えてきたので、諸々の手続きが面倒な人は正社員チャットレディを雇っている代理店で働くのもオススメです。

チャットレディの所得・報酬によっては確定申告が必要

チャットレディは源泉徴収されないため、所得や報酬によって自分で確定申告をする必要があります。

ではなぜ必要なのでしょうか？

ここでは確定申告が必要な理由を解説していきたいと思います。

チャットレディに確定申告が必要な理由

チャットレディは多くの場合で、確定申告をする必要があります。

個人事業主として働いているチャットレディは、会社から源泉徴収をされることがないからです。

そのため自分でキチンと所得を申告して納税する必要があります。

ちなみに、確定申告をしない場合は所得税を納めている人がいないため「脱税」していることになります。

しっかり準備をして確定申告をしましょう。

白色申告と青色申告はどっちがいい？

白色申告と青色申告かどちらがいいかは、収入などその人の状況によります。

青色申告は控除額が多くなるため節税しやすいですが、申請や複式簿記での帳簿が必要なため少々面倒です。

対して白色申告は特別控除を受けることが出来ないものの、記帳や申告手続きがシンプルで簡単です。

そのため、副業の場合は白色申告、専業の場合は青色申告で申告するのがおすすめです。

収入など自分の状況に合わせて申告方法を選ぶようにしましょう。

チャットレディの確定申告の流れ

ではチャットレディの確定申告はどのような流れで行うのでしょうか？

少しめんどくさいと感じるところかもしれませんが、一つずつやれば問題なく確定申告を行うことが出来ますので、ご参考ください。

収入と経費から所得を計算する

確定申告の基準は収入ではなく所得です。

そのため、まずは収入から経費を引いて所得を計算します。

チャットレディの場合、代理店やライブチャットサイトから受け取った金額が収入で、収入から経費を引いたものが所得となります。

確定申告が必要な所得ラインは副業で年20万円、専業で年48万円です。

支払調書を提出する必要はありませんが、収入としていくら受け取ったか分からない人は問い合わせて発行をしてもらってください。

必要経費は申告する仕事のために購入したものの金額を含めることができます。

衣装代や美容院代のほか、在宅チャットレディさんは家賃やWi-Fi通信費の一部も経費に含められる場合があります。

最終的に経費として認められるかは税務署の判断ですが、領収書・レシートは取っておいてください。

収入や経費がわかる書類が残っていないと認められない場合があるので、必ず保管しておくようにしてください。

必要書類や申告書を用意する

所得の計算が終わったら次は確定申告用の必要書類や申告書を用意しましょう。

確定申告のためには所得の計算だけでなく、書類が必要になります。

具体的には「（申告書AまたはBの）第一表」「（申告書AまたはBの）第二表」「青色申告決算書/収支内訳書」の計3種類の書類を提出することになります。

これらの書類は税務署でもらうか、国税庁のサイトから印刷することができます。

不備があって期日を過ぎた場合でも期日後申告として扱われてしまうため、必ず余裕を持って準備をしてください。

期日までに申告・納税する

確定申告と納税は必ず期日内に済ませるようにしてください。期日を過ぎた場合はペナルティを受けることがあります。

確定申告は税務署またはWebからでも行うことが出来るため、自分に合った提出方法で申告しましょう。

①税務署で行う場合

必要書類と印鑑（シャチハタ以外）と本人確認書類（マイナンバーカードまたは、マイナンバーがわかる書類と身元確認書類）を持参して管轄税務署の窓口に提出してください。

管轄税務署は国税庁のサイトで、住所等から調べることができます。

②Webから行う場合

必要書類を準備のうえ、国税庁の確定申告書等作成コーナーから手順に沿って確定申告を行ってください。

事前のセットアップが必要なこともあるので、時間に余裕を持って行いましょう。また、この場合は電子証明書と通知書（利用者識別番号と暗証番号が記載されたもの）を発行する必要があります。

また、ネット上で作成した申告書を郵送で提出することも可能です。

この場合はマイナンバーが確認できるものが必要になるので注意してください。

チャットレディの仕事にマイナンバーは必要？副業はバレない？

まとめ

この記事では、源泉徴収の仕組みや確定申告が必要な理由を説明してきました。

税金の納付は国民の義務なのでしっかりと理解し納税するようにしましょう。

また、確定申告の相談に乗ってくれるチャットレディ代理店も増えてきているので、不安な人は相談してみると良いですね。